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株式会社と一般社団法人の比較④(一般社団法人のメリット)
2014-11-20
こんにちは、大阪の司法書士の眞下です。
最近空気が乾燥していて、手の甲がカサカサになってしまいます。自転車に乗るときとか手袋しないといけない季節になってしまいましたね。
さて、前回からの続きで、株式会社と一般社団法人の比較です。
今日は一般社団法人のメリットについて書きます。
一般社団法人のメリット
①株式会社と比べて費用が安い
一般社団法人の設立の場合の登録免許税は6万円です。株式会社が15万円かかることから考えると安くなっております。
②国や地方公共団体との契約に有利な場合がある
一般社団法人は非営利団体です。国や地方公共団体からの契約の際、非営利団体の方がクリーンなイメージがあり、契約に有利に働くといったメリットがあります。
③設立の手続が簡単
一般社団法人は以前は設立に許可が必要でしたが、現在は許可は不要です。なので以外に簡単に設立できます。
④税金面でメリットがある
前のブログでも書きましたが、一般社団法人の非営利型と認められれば、収益事業から生じた所得にのみ課税され、会費や寄付金には課税されません。非営利型でない一般社団法人は、株式会社と同じように全所得が課税対象になります。
⑤法人名義の銀行口座が作れる、不動産の名義人になれる
一般社団法人を作る目的に、地域の団体やサークルというだけでは団体の口座が作れなかったり、地域の団体名での登記ができないといったことがあり、メリットの1つです。