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NPO法人の設立①《商業登記》
改めまして、こんにちは。
司法書士の眞下です。
7月もスタートということで、今年も半年が終わりました。
2月に独立開業してからとても早かった気がする半面、開業してすぐの頃はだいぶ昔に感じて、もう開業して何年も経ってるような感覚もあります。
まだまだ暑いですが、6月が暑かった分暑さにも慣れたと考えて頑張りましょう!
さて、今日はNPO法人について書きます。
NPO法人は正式には「特定非営利活動法人」といいます。
英語で「NonProfit Organization」なので、略してNPOと呼ばれます。
では、「特定非営利」なのだから、NPO法人はお金を儲けてはいけないのでしょうか?
答えの前に、法人の種類について書きます。
法人は「営利法人」と「非営利法人」に分かれます。
営利法人は、株式会社、合同会社が代表例です。司法書士が集まって会社を作る場合の「司法書士法人」も営利法人です。
では非営利法人はというと、今回説明するNPO法人の他に、一般社団法人、一般財団法人、宗教法人、学校法人、医療法人があります。
その中で、NPO法人は「特定非営利活動法」という法律が根拠になっていて、その法律には「特定非営利活動を行うことを主たる目的とすること」が要件になっています。
その主たる目的以外に「その他の活動」をすることもできるので、そこで収益活動もすることができます。
NPO法人といっても運営資金は必要ですからね。
ただし、収益をあげてもそれを山分けすることはできません。
NPO法人の具体例は有名なところでは「国境なき医師団」があります。
その他有名なNPO法人
NPO法人は全国で4万社以上あり、大阪市中央区でも300法人以上あります。
大阪市中央区のNPO法人
さて、では他にNPO法人の設立は株式会社と比べて簡単なのでしょうか?
明日に続きます。