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交通事故NEWS
交通事故のチェックポイント①
こんにちは、司法書士の眞下です。
7月6日に司法書士試験がありました。毎年司法書士試験に合わせて蒸し暑くなります。私が受験したときも、ちょうど試験の前日に熱帯夜になり、とても寝づらく、少し寝不足で試験を受けた記憶があります。何にせよ、今年受験された方、お疲れ様でした。
さて、司法書士試験には一切出ない交通事故についてです。交通事故に限りませんが、司法書士の実務についてみたら、試験に出ないことも本当に多く扱います。そのため毎日が勉強です。もちろん大変ですが、できないことができるようになるのは楽しかったりもします。
交通事故のチェックポイント
①事故直後からきちんと病院に通っているか?
交通事故の場合、賠償等お金も大事ですが、身体を治すことももちろん大切です。最初に治療を受けた病院では少し痛いくらいでも「痛い」ときちんと伝えることが大切です。そして医者の言うとおり、病院にはちゃんと通うことです。仕事が忙しかったり、他の用事がある方も多いと思いますが、それが身体のためであり、後々の賠償にも影響してきます。
交通事故からある程度の期間が経過して出てきた診断名は、交通事故と関連がないのではないかと疑われます。ですので、細かい症状についてもできるだけ医者に明確に伝え、診断書に記載してもらいましょう。
②交通事故証明書上「人身事故」になっているか?
交通事故証明書は、自動車安全センターが発行するもので、交通事故があったことを証明する文書です。損害の種別や原因、過失等については載っていません。交通事故証明書に「人身」として載るか「物損」として載るかは、被害者が診断書を警察に出したかで決まります。
人身の場合細かい事故の状況は「実況見分調書」に記載されます。実況見分調書とは警察が交通事故の状況を調べて調書にした書面です。
長くなりそうなので続きます。