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介護保険の基礎知識②(介護サービスについて)
こんにちは、司法書士の眞下です。
昨日は友人の結婚式の2次会に行ってきました。30人ほどの規模でしたが、幹事の方が作ったスライドや新郎の恩師のサプライズ登場、新郎から新婦へのサプライズ手紙など、とても素晴らしい2次会でした。
新郎は司法書士で、新婦は図書館司書という名前が紛らわしい仕事同士のカップルで新婦さんに「司書と言って司法書士と間違われたりしないですか?」と聞いてみたら「間違われたことはない」とのことでした。
司法書士は、何の仕事をしているか聞かれて、「司法書士です」と答えると10%くらいの確率で「図書館で働いている人?」という返答になります。
ちなみに他の回答はこんな感じです。
「行政書士?」30%
「弁護士?」20%
「聞いたことあるよ。…で何する人?」20%
「地下鉄とかの広告で見たよ」10%
「公務員?」5%
「登記とかする人でしょ」5%
司書の方に上記の質問が出来ただけで昨日は満足でした。
さて前置きが長くなりましたが、介護サービスの流れです。
実際に介護サービスを受けるにはどうしたらいいのでしょうか。
要介護認定の申請
①まずは、お住まいの市区町村の窓口で要介護認定(要支援認定を含みます)の申請をしましょう。
②申請後は市区町村の職員などから訪問を受け、聞き取り調査(認定調査)が行われます。
また、市区町村からの依頼により、かかりつけのお医者さんが心身の状況について意見書(主治医意見書)を作成します。
③認定調査結果や主治医意見書に基づくコンピュータによる一次判定。
④一次判定結果や主治医意見書に基づく介護認定審査会による二次判定。
⑤市区町村が要介護度を決定します。
介護保険では、要介護度に応じて受けられるサービスが決まっていますので、自分の要介護度が判定された後は、自分が「どんな介護サービスを受けるか」「どういった事業所を選ぶか」についてサービス計画書(ケアプラン)を作成し、それに基づきサービスの利用が始まります。
次回は介護事業所の探し方です。