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補助金と助成金の違い
こんにちは、司法書士の眞下です。
少し前にラジオで聞いたカーペンターズの「トップオブザワールド」がなぜか頭から離れません。トップオブザワールドは10年近く前のミムラ主演の司法修習生を描いたドラマの主題歌で、その当時もよく口ずさんでいた記憶があります。10年経って、今は経営者団体の事業で英語に関わる機会があるので、英語の曲を題材に英語の勉強をしようかな。「トップオブザワールド」も日本語訳で初めて歌詞の意味を知りました。
さて、今日は補助金と助成金の違いです。
普段何気なく使ってることばで、何となく返済不要のお金が市や国からもらえるといった意味があるのだろうという認識の補助金と助成金ですが、どのような違いがあるのでしょうか。
補助金も助成金も、国や地方自治体から支給される、原則返済する義務のないお金のことです。当然、財源は公的な資金から出されるものですので、誰でももらえるわけではなく、申請や審査が必要になり、一定の資格が必要な場合もあります。
この内「助成金」と呼ばれるものは要件を満たせば受給できる可能性が高いです。例えば従業員の雇用を維持した場合に支給される「雇用調整助成金」は、要件を満たした事業者には原則給付されます。
これに対して「補助金」は件数や金額があらかじめ決まっているものが多く、申請したからといって必ずしも受給できるわけではありません。申請が30社に対し、採択予定件数が10社であれば、20社は審査で落ちてしまうことになります。ものづくり・商業・サービスの分野で環境等の成長分野へ参入するなど、革新的な取組にチャレンジする中小企業・小規模事業者を支援する「ものづくり補助金」等があります。
補助金の場合は、一か月程度の公募期間を設けるのが一般的です。応募数に対して、補助金を出す件数は限られていて、応募が多い場合は厳しい審査となります。
ただ、補助金や助成金という言葉は必ずしも明確に区別されていないのが現状です。
また今後、どのような補助金や助成金があって、どのようにしたらお金がもらえるかといった情報もブログに書いていきたいと思います。