> 不動産登記一覧 > 太陽光と登記⑥(動...
不動産登記NEWS
太陽光と登記⑥(動産譲渡担保・ABL)
2014-03-05
こんにちは、司法書士の眞下です。
3月末で今使っている手帳が終わるので、4月始まりの手帳を買いました。手帳は「フランクリンプランナー」を使っています。若干持て余している面もあるのですが、使いやすい手帳です。
さて、いよいよ「動産譲渡担保」についてです。
動産譲渡担保とは、企業が持っている在庫商品や機械・器具などの動産を活用(担保に)して、金融機関等から資金の調達を可能にするための制度です。
動産譲渡にも登記制度があり、平成17年から始まった比較的新しい登記制度です。
ちなみにABLというのは「Asset Based Lending」の略で「動産・債権担保融資」のことです。国は不動産や人的保証に頼った融資を見直すためにABLの活用を推進しています。
動産譲渡登記は不動産登記と違って「東京法務局(民事行政部動産登録課)」が全国の動産譲渡登記を管轄しています。
太陽光発電設備は動産に該当するので、発電設備に対して動産譲渡担保権を設定して融資を受けることが考えられます。
動産譲渡登記は、譲渡人が法人の場合に限られているので、個人事業の方は利用することができません。
続くっ!!