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不動産の取引の流れ~買主仲介のケース《不動産会社支援》

2013-08-08

おはようございます、司法書士の眞下です。

8月に入って第1回目の更新です(^^;)

せっかくなので8月8日の8時8分に更新してみました。もはや頼るべきは験担ぎしかありません(笑)。

いえ、暑くて寝苦しく、少し早く起きてしまっただけですが。

さて、今日は買主側の不動産仲介の仕事をみていきましょう。

買主が金融機関の融資を受ける前提で書きます。

①資金計画

②物件検討

③物件の案内

④購入申込

⑤事前融資審査

⑥購入依頼・売買契約(手付金交付)

⑦融資本審査

⑨残代金の決済・所有権移転、抵当権設定登記

⑩引っ越し

こういった流れで進んでいきます。
以下注意点ですが、
①資金計画については、購入者は一般的に物件の理想が高い状態で来ます。しかし、現実に融資が下りる金額と購入者が望む不動産の価格はバランスがとれていません。そこで、購入者の年収と自己資金から、購入者が購入できそうな物件のみを案内して、その物件の良い部分を探して積極的に伝えるようにしましょう。

④の購入申込ですが、購入者は「購入申込書」を書く段階にあたって、ようやく不動産という高い買い物をすることを実感します。自分が何千万のローンを負う重みが分かるのです。なので、購入申込書は価格や諸条件を細かくていねいに書いてもらい、購入意思の整理をしてもらいます。

融資については次のテーマにしたいので、最後に買主が負担する費用を書きます。
売買価格、消費税、印紙税、不動産取得税、固定資産税の日割り、登録免許税、司法書士報酬、仲介手数料、マンションの場合は管理費や修繕積立金の日割り
です。

では次回はローンについて書きます。