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不動産会社支援NEWS
不動産取引の流れ~売主仲介のケース《不動産会社支援》
お久しぶりです。司法書士の眞下です。
最近更新が滞っておりますが、気づいたらもう7月も終わり…。
焦って更新している次第です(笑)。
今日は司法書士会の電話相談を担当したのですが、事務所の電話に転送される仕組みの相談で、普段あまり鳴らない私の事務所の電話がじゃんじゃん鳴り、少し面白かったです。
普段からこれくらい相談電話があれば、とても嬉しいのですが(^^;)
さて、前回に続き不動産会社支援シリーズとして、不動産取引の流れについて書きます。
まず、不動産売買についての売主側の仲介をする場合の流れを見ていきましょう。
①不動産の査定
売主さんの依頼に基づき、不動産の査定を行います。
②売買の条件などを決定して、媒介契約を締結
売主さんに売却を任せてもらえたら、媒介契約を締結して、売買条件を決定します。売買条件は売買価格や引き渡しの時期などです。
③物件資料の作成し、レインズやFAX等で物件情報を公開する。
④買主側の宅建業者からの問い合わせに対応
⑤購入申込・売渡の承諾
購入希望者が物件を気に入り、購入の申込があった場合、売主さんに購入申込を承諾するかどうかを相談します。主には価格交渉が中心になります。
ここで、注意点として、売主さんがその購入申込を承諾するか微妙な場合は、物件の案内も継続するのですが、2番目に申込があった場合、1番手の購入希望者がいることを伝えるのを忘れないようにします。
⑥売買契約書、重要事項説明書の作成
売主さんが購入申込を承諾すれば、速やかに買主側の宅建業者に伝え、売買契約書(よく「ばいけい」と略して呼ばれます)と重要事項説明書(よく「じゅうせつ」と略して呼ばれます)を作成します。
⑦売買契約を締結します。
⑧決済を行います。
決済とは、買主から売主さんへお金を渡す手続きで、決済と呼ばれたり、取引と呼ばれたりします。通常司法書士とはこのとき初めて顔を合わせます。
以上が売主さん側の宅建業者の手続きの流れです。
次は買主さん側の手続きの流れを中心にみていきたいと思います。